サンサルバドルを経由してサンホセに向かった。
いとーさんとは空港のロビーで落ち合うことになっていた。
なにを今更という感じだが、
3時間程の飛行時間に、なぜ今回凧あげをするためだけにアメリカ縦断旅行を
することになったのか、ぐるぐると考えていた。
Dell Japanのキャンペーンに当選したから
←いとーさんがキャンペーンを見つけてきたから
←いとーさんと私の共通の友人の誕生日に凧をあげて、その時に凧あげしながら
旅行することを思いついたから← プレゼントの相談をした時、凧がアツいってことに
なったから←一緒の家に住んでいるので相談する機会があったから
←同じ大学の寮で知り合って仲良くなったから ...
と、さかのぼりだすとキリがない。
どれ1つ欠けてても、このどうしようもない旅行は成立しなかった。
そんな感じで勝手に感動して盛り上がっていたのだが、
空港の換算レートがぶっ飛んで高かったことと、
再会した瞬間「"イエローフィーバー(黄熱病)"って言葉、嫌になるくらい聞いた!」
(黄熱病の予防接種の証明書を持っていなかった為、
ボリビアからの飛行機に搭乗できない可能性があったの意)と
騒いでるいとーさんを見て、一気にさめた。
コスタリカではとにかく時間がないので、
幻の鳥と言われるケツァールを見ることと、凧あげをすることに絞って行動した。
滞在中はサバナ喜多側という日本人宿でお世話になった。
毎晩、宿泊者が集まってオーナーの荻野さんの手料理をごちそうになった。
私達以外には、カリフォルニアから来た和食店の職人、韓国から来たミュージシャン、
法律を勉強するコスタリカ人の学生がいた。
観光はほとんどしなかったけど、背景がバラバラな人たちと集団生活できたのが
楽しかった。
3週間前に日本を出たときは真冬だったはずなのに、
もう3月半ばになっていた。
いとーさんはどう思っていたのか聞いてないけど、
私は早く東京に戻りたかった。
やりたいことが溜まっていたからだ。
これからアトランタで1泊して東京に戻る、予定だった。
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